なぜ模試を受けるのか

夏休みには、中学生・小学生ともに模試が開催されています。
受験生は夏以降、模試の回数が増えるため、すべてを受ける必要はないと考えている人もいるかもしれません。

しかし、模試は継続して受けることが大切です。

今回は模試を受ける意義と、その活用方法についてお話したいと思います。

正確な実力を測る

まず、模試は、自分の現在の実力を測るために受けるものです。

学校でのテストでだいたいの成績はわかっていても、北中受験・公立高校受験ともに相手は自分の通っている小中学校の生徒だけではありません。

受験者全体の中で、自分がどの程度の位置にいるのかを客観視するために、模試は役立ちます。

また、模試を受ければ自分の実力の推移を測ることが出来ます。

定期的に開催される模試の順位と点数を見れば、科目ごとに自分の成績が上がった時期、伸び悩んでいる時期を把握することができるでしょう。

偏差値が算出されている場合はそれも指標になりますね。

予想問題集として使う

模試は、受けて終わりではありません。

特に中3生の模試は、そのあとの診断テストと同じ範囲から出題されています。

それ以外の学年でも、模試は入試を想定した問題となっていますので、

模試でできなかったところは必ず復習するようにしましょう。

普段の勉強ではできているつもりでも、範囲の広い模試ではできなかった、という単元があることは少なくありません。

自分の苦手克服に、存分に役立ててください。

自己採点で正答の基準を学ぶ

模試では、結果返却の前に解答が配布されます。

入試時にも行うこととなる自己採点の練習を模試で行ってください。

特に、記述式の問題では自己採点と実際の点数が乖離する傾向にあります。

テキストの該当箇所などを読んで、採点基準が明らかにされている場合はそれを参考に、自己採点をしてみましょう。

採点後は、自分なりのベストな解答を考えてみると効果的です。

以上のように、模試にはさまざまな使い方・役立て方があります。

自分の実力を客観視することは受験においてもっとも大切といっても過言ではありませんが、その機会はそう多くありません。

貴重なチャンスを逃さないよう、積極的に模試に参加してくださいね。

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