診断テスト「国語」の勉強の仕方

今回の記事では学習の診断 国語の勉強法をお伝えしていきます。

診断テストの国語は小説文・古文(もしくは漢文)・論説文・作文の4つから構成されます。
本番の公立高校入試も同じ構成になります。

本日は特に、小説文、論説文の勉強法についてお話します。

みなさん、
「小説文や論説文が全然読めない…」
ということを先生に相談したことはありませんか?

これを伝えると、返ってきた答えが、
「うーん、本や新聞をもっと読み込んで読解力を身に付ければ、点数上がると思うよ!」でした。

確かに、この先生がおっしゃていることは間違いではないと思います。
もしあなたが今、読書をする習慣がないのであれば、今日から毎日5分でも新聞や本を読めば確実に読解力は向上するでしょう。
しかし、短期的にこれを行っても読解で点数を飛躍的に上げることは出来ません。
それはどうしてだと思いますか?
理由はとても単純で、「受験用の読解に対応した対策を行っていないから」です。

受験対策で一番重要なことは、効率良く、効果的に進めることです。
つまり、読解の部分で点数を上げたいのであれば、読解に特化した対策をすべきです。

間違った(分からなかった)問題は解説を読む、説明できるか確認する

解説を読んで終わり。にしては効果がないです。
国語の特に記述問題は数学のように答えがきっちりを決まっていない事が多いですよね。
だからこそ、曖昧に感じてしまう部分が多いと思います。
では、「分からない→解説を読む」の次は何を行うべきなのでしょうか。

  • 質問のキーワードに線を引く
  • 模範解答の中にあるキーワードに着目する
  • それらのキーワードを文章中から探してみる
  • 前後の文章を読みそれらのキーワードとの関係性を掴む
  • 質問が理由を聞いているのか(なぜ・どうして)、定義を聞いているのか(どういうこと)、場所を聞いているのか(どこで)、(登場人物/筆者の)考えを聞いているのかを確認する
  • 一番近い箇所を探す
  • 解答をもう一度考える

日々、指導をしていると答えを写して軽く解説を読んでおしまい。という生徒が多いです。
自分の答えがアで正解はウだった。赤ペンでウと書いておしまい。
それにどんな意味があるのでしょうか?

時間はかかりますが、上記7つのステップを踏み、他の人に説明できるところまで頑張りましょう。
必ず、読解力が上昇し、得点に結びつきます。

次回以降は、作文や古文の勉強法についてもお話ししていきます。それではまた次回!

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