テスト返却後の態度で成績は決まる!
3日間の期末テストもようやく終わり、部活が忙しくなってきた頃。
岡川塾の塾生からも少しずつ「テストが返ってきたよ」との声が届いています。
テスト後の声として多いのは、
「数学かなりできたよ!」など結果に関するものと
「社会難しかった〜!」など難易度に関するもの。
でも、成績を上げたいならこれだけでは不十分です。
スポーツをしている人は試合のあとをイメージしてみましょう。
試合が終わったあと、
「今日は勝ったから良かった!」「今日は相手が強かった!」
これだけしか感想が出ない選手は、果たして次の試合に勝てるでしょうか?
おそらく、スポーツに打ち込んでいる人なら
「あそこのパスが良くなかったな」
「ペース配分を間違えて後半スタミナ切れになっていたな」
「次からは実戦形式の練習を増やそうか」
といった具合に、具体的な反省と見直しを行い、次に向けての計画を立てることと思います。
もちろん文化部であっても大会やコンクールに向けて反省と改善は常に行っていますよね。
これは勉強でも同じこと。
自分に足りなかったのは何か、逆に勉強の成果が生かされた部分はどこか、
結果を真摯に受け止めじっくりと反省を行いましょう。
テストの答案を見れば、いろいろなことがわかります。
例えば、
- 国語「漢字はできているけれど、記述形式の問題は文末の形での減点が多い」
- 数学「基本の計算はできているけれど、途中で時間が足りなくなっている」
- 英語「中英の問題は解けているけれど、教科書本文の内容を覚えきれていない」
という具合。見直しをすれば、必ずできているところとできていないところがあるはずです。
できているところは、なぜできているのか。
できていないところは、なぜできていないのか。
その2つの差はどこにあるのか。
できていないところをできるようになるにはどうすれば良いのか。
とにかく具体的に、細かく考えてみてください。
これは慣れない内はテスト勉強よりも面倒な事です。
結果が良くなかったテストとひたすら向き合うのは辛いときもあるでしょう。
それでも、反省なくして成績向上はありません。
悩んだときは、ぜひテスト答案を持って塾へ来て、なんでも相談してくださいね。