期末テスト直前!今からでも間に合う副教科対策を紹介!

来週は期末試験があります。
主要教科に加えて、美術・保健体育・技術家庭・音楽といった副教科も、しっかりと準備しておくことが大切です。
副教科は暗記の面と実技の面の両方を勉強するため、少し工夫した勉強法が必要です。
以下に、おすすめの学習方法をまとめました。

1. ノートやプリントをしっかり見直す

副教科のテストは、担当の先生の頭の中がそのまま出題される傾向が強いです。
教科書やワークはもちろんですが、先生自身が作成したプリント、先生が授業で書いたノートなどからよく出題されます。
特に、強調して書いた言葉や、図や表は要チェックです。
授業中に書いたメモやワークの答えをもう一度見直して、間違えたところはなぜ間違えたかを考えておきましょう。

2. 自分の言葉で説明する練習をする

覚えたことを自分の言葉で説明できるようにするのが、理解を深めるコツです。
たとえば、「技術の授業で学んだ道具の使い方」や「保健で覚えた体のしくみ」などを、友達や家の人に話してみましょう。
うまく説明できないところは、まだ理解が浅いかもしれません。

3. 実技の様子を思い出してみる

美術や体育、音楽のように、体を使ったり手を動かす授業は、実際の様子を思い出しながら勉強すると効果的です。
「どんな順番でやったか」「先生がどんなアドバイスをしていたか」を頭の中で再現してみてください。
テストでもそのイメージが役に立ちます。
ラジオ体操などは、一通りできるように復習しておくのも大切でしょう。

4. 大事な言葉は意味まで理解する

「言葉だけを覚える」のではなく、「その意味」も一緒に理解しておくことが大切です。
たとえば「遠近法」や「スタッカート」のような言葉は、説明や使い方まで覚えるようにしましょう。
わかりにくい言葉は、図や例とセットで覚えると、記憶に残りやすくなります。

5. 教科の特徴に合った勉強をする

教科ごとに出る問題のタイプは少しずつ違います。
音楽や美術では、作品の特徴や感じたことを説明する問題がよく出ます。
一方、技術家庭や保健体育では、生活に関わる知識を問われることが多いです。
自分がこれまで得てきた知識と結びつけて考えると、覚えやすくなります。



副教科も大切な成績の一部です。
特に公立高校一般入試では、3年時の副教科の評定が4倍で計算されます。
副教科だから、と軽んじず、かならず狙った点数が取れるようにしましょう。
限られた時間の中でポイントをしっかり押さえれば、しっかりと得点につなげることができます。

また、副教科の勉強方法として大切なのは、
「一気に長時間勉強」ではなく「コマ切れで何度も勉強」するということです。
主要5教科の合間に副教科を入れ、集中力を長く保てるように工夫しましょう。
(例:数学→美術→社会→保体→理科→音楽→...)
時間はありませんが、焦らず、少しずつ復習を進めていきましょう。