第1回診断テスト 理科 傾向と対策

第1回診断テストの教科別傾向と対策をご紹介します。

今回は理科です。

結論として、
第1回診断テストの理科は
傾向:1年以上登場していない暗記事項が多く出題される
対策:中間テストが終わってすぐに、1年内容の暗記に取り掛かること

です。

具体的に、第1回診断テストの理科は全て1年生の内容から出題され、
大問1、2…生物(植物、動物)
大問3、4…地学(地震、火山、地層)
大問5、6…化学(気体、水溶液、状態変化)
大問7、8…物理(光、音、力)

配点構成は
大問1…5~7点
大問2…5~7点
大問3…6~8点
大問4…6~7点
大問5…5~6点
大問6…6~7点
大問7…6~7点
大問8…6~7点

そして、対策のコツとしては以下の4点が挙げられます。
①【生物】光合成と呼吸に関する実験を押さえる
②【地学】火山岩や堆積岩、化石を暗記する
③【化学】気体、粉末の判定問題を復習しておく
④【物理】光、音、力をまんべんなく対策する

①【生物】光合成と呼吸に関する実験を押さえる

光合成と呼吸に関する実験は、ここ5年中4回と頻出の分野です。
状況によっての植物のはたらきを復習することはもちろん、
実験の中で登場する石灰水、BTB溶液といった試薬の変化についても覚えておきましょう。

②【地学】火山岩や堆積岩、化石を暗記する

火山岩、堆積岩、化石などの似たイメージのあるものをまず区別するところから始めます。
その上で、凝灰岩=火山灰、などの元になる物質や、黒雲母は黒く、薄くはがれやすいなどの特徴を、他のものと混同しないように覚えていく必要があります。
また、火山の分野では岩石のできる場所と早さ
地震の分野では地震発生の場所や時刻などは、それぞれ頻出の問題です。

③【化学】気体、粉末の判定問題を復習しておく

A、B、Cの3種類の気体が何かを当てなさい、などの、実験の結果から物質名を答える問題がよく出題されます。
このような問題では、気体の性質を覚えておくことはもちろん、気体を発生させる方法や粉末を燃やしたり水に溶かしたりした時の状態など、この物質はこう反応する、とまとめて覚える必要があります。
中理や教科書に登場する物質だけで構いませんので、どんな方法で作り、どう反応するかを一覧で覚えましょう。

④【物理】光、音、力をまんべんなく対策する

光では、屈折、反射、レンズを使った像の作り方が、
音では、波としての音の高さや大きさに関する問題が、
力では、ばねや圧力、浮力に関する問題がそれぞれ出題されます。
この3つのうち2つが大問として出されるので、それぞれをまんべんなく対策するようにしましょう。


以上を踏まえて、1年生の内容をどれだけ思い出しておけるかが、重要なポイントです。

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