【北中受験生必見!】令和5年度北中入試、倍率に関する見解
進級、進学まで残り1か月を切りました。
岡川塾にも、春から勉強を頑張りたい小・中学生のみなさんからの問い合わせが多く届いています。
今回は、今年の北中受験に関する岡川塾の見解について、お話ししたいと思います。
1.令和5年度入試の倍率
まずは、データを見ていきましょう。
今年度の北中入試の倍率は0.84倍。
定員105人に対して志願者88人といわゆる定員割れの状態です。
過去の入試倍率を見ても、
- 令和2年度 1.44倍
- 令和3年度 1.24倍
- 令和4年度 1.18倍
となっていますので、倍率が低下してきていることがわかりますね。
2.なぜ倍率が低下しているのか?
なぜ北中の倍率はこのように下がってきているのでしょうか。
岡川塾は、実際に北中の先生方とお話をして意見交換しました。
そこでは、
- 私立高校の無償化にともなって、私立の中高一貫校が選択肢になる人が増えた。
- 東讃地域(牟礼・志度周辺)以外の中高一貫進学希望者は、スクールバスのある私立を選ぶ人も多くなっている。
などが倍率低下の一因となっているのではないか、との意見がありました。
もちろん、理由は明確にこれ!と定まるものではなく、複合的なものですので、他にもいろいろな原因があると考えられます。
3.今後の北中入試・香川県の中高一貫校について
北中入試の倍率は先ほども述べた通り、年々低下しています。
ただし、今回のように定員割れとなった場合、翌年には倍率が上がることや1クラス削減することも十分に考えられます。
北中受験では学校のテストとはまったく異なった問題が出されますので、倍率が上がった場合、対策なしで受かるのは難しいです。
そして、肝心の倍率は当然のことながら出願をしたあとでなければ判明しません。
したがって、少しでも北中受験を考えている小学生の皆さんは、他の受験生よりもはやく、入試対策に取り組むことが大切です。
岡川塾では、新小学5・6年生を対象とした春期講習を実施しますので、ぜひご参加ください。
また、毎年10回実施しております北中模試の開催を今年も予定しています。
今年は、会場にて模試を実施中に、保護者の方を対象とした北中説明会の開催も企画中ですので、ご興味のある方は続報をお待ちくださいね。
さいごに、先日「香川県教育委員会が2校目の公立中高一貫校設置の検討に入った」とのニュースが流れました。
今後、県が中高一貫教育に力を入れていくとのことですので、もしかすると北中についても変更されることが出てくるかもしれません。
続報については、随時こちらのブログでもお知らせしていきますので、ぜひチェックをお願いします!