【中讃地域に新設】新たな中高一貫校が新設検討に!

さて、北中受験、公立高校受験がともに終わり、小学6年生、中学3年生はいよいよ卒業。
そんな中、香川県の教育について、あるニュースが流れたのをみなさんご存じでしょうか?

それは、
新たな中高一貫教育校の設置を本格的に検討する考えが香川県教育委員会から明らかにされた、というもの。
県内の県立中高一貫教育校は現在、高松北中・高校(高松市牟礼町)だけです。
県内の小学生のうち毎年25人ほどが学力の強化を狙いに県外の中高一貫校に進学している現状なども踏まえ、新たな中高一貫校を検討することにした。
と県教委は述べています。

こちらは、2019年に中讃地域(丸亀市、坂出市、善通寺市、綾歌郡、仲多度郡)に中高一貫校新設を検討することが決定して以降、新型コロナの影響などで進んでいなかった計画が再度議題に上ったものと考えられます。
ただ、県内では高瀬高校との県立中高一貫校として02年度に開校した「高瀬のぞみが丘中学校」が、定員割れが続いて9年間で閉校しています。
これは、1999年に中高一貫教育が制度化されて以降、公立の併設型中高一貫校が閉校した全国最初の例です。

それに対し、工代祐司教育長は
「同校はゆとりのある教育を主眼に設置したが、学力向上を期待する保護者や地元とギャップがあった」
などとした上で、
中讃地域での一貫校については、大学進学など地元のニーズに合った在り方を検討していく。
と述べています。

おそらく、今回も併設型の中高一貫校になるでしょう。
そして、上記のように
・県内の学力水準の高い小学生の流出を防ぐ
・学力向上を目指し、大学進学を目指す

という目的であれば中讃エリアの進学校との併設が予想されます。

近年では、茨城県内有数の進学校である水戸一高が中高一貫化し注目を集めました。
茨城県では高校受験にとらわれずに6年間で人材育成を図り、公立校の魅力向上につなげる狙いがあり、現在では13校の公立中高一貫校があります。
今回の中讃エリアの中高一貫校はどのような学校になるのでしょうか。

進展があればこちらのブログで紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です