【もしもの時に】難問に出会った時の対処法

本日は入試本番で難問に出会った時の対処法をお伝えします。
結論から申し上げますと難問は捨てましょう。
理由は2つです。

①ほとんど誰も解けないので合否に影響しない。
②難問に割く時間を他の問題の解き直しに当てれば得点がアップする可能性が非常に高い。

①ほとんど誰も解けないので合否に影響しない。

テストの点数は高ければ高いほど良いことは間違いありません。
そのため、みなさんは全ての問題に対して全力で取り組むでしょう。
しかし、入試には毎年、ほとんど誰にも解けないのではないかと思われる問題が混ざってきます。
正答率の目安では10%以下です。
このような問題はほとんどの生徒が解けない問題です。
公立トップ高を除いて合否にはほとんど影響はありません。

②難問に割く時間を他の問題の解き直しに当てれば得点がアップする可能性が非常に高い。

難問に取り組む時間は他の問題を解き直す時間に充てるべきです。
見直しをしていれば取れた問題が必ずあるはずです。
毎回、採点をし生徒の答えを見ていると各教科で2、3点分はあります。
いくら時間をかけても取れない数点のために時間を割くよりも、ケアレスミスで失っている数点を取り返す方が確実です。


ここまで難問を捨てるべき理由をお伝えしてきましたが、最も大事なのは難問かどうか見極める力です。
思考を重ねていくうちにこの問題はおそらく時間がかかるな、解ける可能性が低いなと気付くことができるのも頭の良さです。
難問かどうか見極める力をつけるためには、普段の学習の思考をいかに深く行うかがカギ。
量をこなしていくだけでなく、普通からやや難しい問題をじっくり時間をかけて解く訓練をしましょう。

最後におまけです。
香川県の公立高校入試の数学は毎年大問2の(3)と大問5の(2)は難問です。
その他の問題をしっかり解くようにしましょう!

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