第2回診断テスト 理科 傾向と対策

第2回診断テストの教科別傾向と対策をご紹介します。

今回は理科です。

結論として、
第2回診断テストの理科は
傾向:分野によって、2年の範囲のみか、1・2年のミックスかが分かれる
対策:出題頻度の高い分野から復習を開始する

です。

具体的に、第1回診断テストの理科は1、2年生の内容から出題され、
大問1、2…生物
大問3、4…地学
大問5、6…化学
大問7、8…物理

配点構成は
大問1+2…(12点)
大問3+4…(13点)
大問5+6…(13点)
大問7+8…(12点)

そして、対策のコツとしては以下の4点が挙げられます。
①【生物】頻出の植物分野を優先的に押さえる
②【地学】2年の気象分野を重点的に勉強する
③【化学】化学変化の実験問題は必ず復習しておく
④【物理】電流の総復習をし、時間に余裕を持って解く

①【生物】頻出の植物分野を優先的に押さえる

生物には大きく分けて「植物」と「動物」の2つの分野がありますが、
直近の2年間では植物しか出題されていません。

また、2年生範囲の「植物のからだのつくりとはたらき」が最も出やすい分野になりますので、
維管束、気孔、葉緑体などの名称や、それらに関連する実験などを確認し、
実験の注意点やはたらきの詳細まで、記述形式で論じることを目標に勉強しておきましょう。

②【地学】2年の気象分野を重点的に勉強する

他の分野が、大問の1つを1年生範囲から、もう1つを2年生範囲から出題しているのに対して、
地学分野だけは、ここ4年間、1年範囲からの出題がなく、
2年で学習した気象からのみの出題になっています。

圧力や湿度の計算、前線の性質や日本付近の気候の傾向を覚えるなど、
1つ1つは難しくはありますが、量は他の分野に比べて少なくなっていますので、
先に地学分野を押さえておくことをお勧めします。

③【化学】化学変化の実験問題は必ず復習しておく

化学分野は、ここ4年間で毎年、
化学変化(2年生範囲)+1年生範囲のどれか
という出題をされています。

化学変化は、公立高校入試でも毎年必ず出題されるほどの重要単元ですが、
今回の診断でもほぼ間違いなく出題と思っておいて良いでしょう。

化合と分解、酸化と還元など、さまざまな名称が存在しますが、
大きく化学変化と呼べる実験の問題は、
一通り押さえておいた方が良いでしょう。

④【物理】電流の総復習をし、時間に余裕を持って解く

物理分野も化学分野と似ていますが、
電流(2年生範囲)+1年生範囲のどれか
という出題傾向が続いています。

電流の単元には昨年苦労した記憶がある人も多いと思いますが、
抵抗値や熱量の計算から、電磁誘導まで、
やはり幅広く出題されます
ので、
必ず復習の時間を作るようにしましょう。

また、電流は最終問題(大問8)に位置することが多いため、
50分の制限の中で、時間を残せなくなる可能性もあります。

大問の前後関係も意識し、
得意な分野から解いていく、などの作戦も必要でしょう。


以上を踏まえて、必ず出る問題をいかに押さえるかが重要なポイントです。

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