第2回診断テスト 国語 傾向と対策
第2回診断テストの教科別傾向と対策をご紹介します。
今回は国語です。
結論として、
第2回診断テストの国語は
傾向:古文(漢詩や俳句)が出題される。
対策:知識問題の復習と作文演習
です。
具体的に、第2回診断テストの国語の大問構成は
大問1…小説
大問2…漢詩・俳句
大問3…説明文・論説文
大問4…作文
配点構成は
大問1…18点
大問2…9点
大問3…17点
大問4…6点
(令和4年度の場合)
そして、対策のコツとしては以下の3点が挙げられます。
①漢詩・俳句の技法や形式について復習する。
②文法問題(品詞と活用)の重要項目をおさえる。
③作文を書き、添削してもらう。
①漢詩・俳句の技法や形式について復習する。
①は
第1回では出題されなかった漢詩や俳句、古文の復習をしておくということです。
漢詩では、形式(五言絶句・七言律詩など)を問う問題や、一部を書き下し文に直す問題、
俳句では技法についての問題や、季語とその季節を問う問題が頻出です。
形式や技法、書き下し文の書き方は内容に左右されない部分なので、必ず復習しておきましょう。
例年、大問2は漢詩と俳句が出題されますが、令和3年度は通常の古文が出題されていました。
いずれにせよ第3回からは通常の古文が出題されると予想できるので、現代仮名遣いなどについても復習しておくのがよいでしょう。
②文法問題(品詞と活用)の重要項目をおさえる。
②は
①と同様に、覚えていれば取れる問題を落とさない、ということです。
第1回では、品詞と活用(主に用言)について出題されています。
日本語の品詞と、用言の活用は、必ず復習しておきましょう。
第1回と同様に、配点はそれほど高くありませんが、覚えていれば確実に得点できます。
また、現代語の文法をしっかりと理解しておくことで、古文や英語の文法理解もスムーズになるため、高校以降の学習にも役立ちます。
③作文を書き、添削してもらう。
③は
作文の書き方に慣れておく、ということです。
香川県下の受験生にとって、夏休みはテストに追われることなく自分の弱点を克服できる最後の期間です。
ここで、今まであまりしてきていない人が多いであろう、作文の対策をしておきましょう。
第2回診断では、ある事柄に対して自分の立場を「賛成・反対」のいずれかで示し、その理由を述べる、という作文問題が頻出です。
類似問題に多く取り組み、学校や塾の先生に添削をしてもらいましょう。
このとき、絶対に自己完結しないことが重要です。
作文は、
・条件を守れているか
・学習した漢字を使えているか
・文のねじれがないか
・語句の意味を誤って使っていないか
など、さまざまな基準をもとに採点されるので、必ず先生に見てもらうようにしましょう。
以上を踏まえて、第1回で出なかった漢詩・俳句と作文で確実に得点することが重要です!
大量の演習が必要な読解よりも先に、ここを死守していきましょう!
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