中学生の勉強はこうすればうまくいく!5つのステップ+休日のスケジュール例
なぜ「やり方」が大事なの?
中学生になると、国語・数学・英語・理科・社会と勉強の内容が増えて、宿題やテスト勉強も大変になります。ただ長い時間机に向かうだけでは、なかなか点数が上がりません。そこで大切になるのが「勉強のやり方」です。やり方を工夫すると、同じ時間でも結果が大きく変わります。

ステップ1:計画を立てる
テストまで「あと何日あるか」を数え、1日ごとに勉強する教科やページを決めましょう。例えば、2週間前から勉強するなら、最初の1週間は全体をさらっと復習し、残り1週間で苦手な部分を集中してやる、といったイメージです。予定をノートに書いておくと、達成感も得られます。
ステップ2:インプットとアウトプットを分ける
ただ教科書を読むだけでは、テストで答えられるようになりません。まずは単語や用語を覚える(インプット)、そのあとに問題を解いてみる(アウトプット)、この順番が大切です。たとえば英単語を覚えたら、次の日に英作文で使ってみる。社会の年号を覚えたら、確認プリントで解いてみる。こうすることで記憶が強く残ります。
ステップ3:わからないところを放置しない
「まあいいか」と思って放っておくと、その後の授業でも分からなくなり、どんどん勉強が嫌になります。特に数学の計算方法や英語の文法は積み重ねが必要です。分からない問題が出たら、印をつけて先生や友達に質問しましょう。わからない部分を1つずつ解決することが成績アップのカギです。
ステップ4:復習をくり返す
人間は忘れる生き物です。1回やっただけで覚えられる人はほとんどいません。そこで「くり返し」が重要です。たとえば、今日覚えたことを明日の朝もう一度確認し、さらに1週間後にも見直す。このように復習のタイミングを作ると、忘れにくくなります。
ステップ5:生活リズムも整える
勉強は頭を使う作業なので、体調が悪いと集中できません。夜ふかしをすると眠いまま授業を受けてしまい、せっかくの勉強時間がムダになります。毎日同じ時間に寝て、朝ごはんをしっかり食べることも「勉強のやり方」の一部です。
休日の勉強スケジュール例
休日は平日よりまとまった時間がとれます。だらだら長くやるより「午前・午後・夜」に分けて集中するのがおすすめです。
- 9:00〜11:00 数学・英語などメイン教科をじっくり学習
- 11:00〜11:30 英単語・漢字の暗記
- 13:30〜15:00 理科や社会の復習+問題演習
- 15:00〜15:20 休憩(軽く運動や散歩)
- 15:20〜16:30 弱点分野の克服(苦手な単元を集中してやる)
- 20:30〜21:00 1日のまとめと軽い復習
「午前に頭を使う勉強、午後に暗記や演習」と分けると効率的です。
まとめ
勉強のやり方を考えるときに大切なのは、計画を立てる → 覚える → 問題を解く → 復習 → 生活リズム の流れです。さらに、1日のスケジュールを工夫して、コツコツ積み重ねることが成果につながります。