第1回診断テスト 数学 傾向と対策

第1回診断テストの教科別傾向と対策をご紹介します。

今回は数学です。

結論として、
第1回診断テストの数学は
傾向:1年の全内容と、3年の式の展開までで構成されていること
対策:1年に学習したことを全力で思い出すこと

です。

具体的に、第1回診断テストの数学の大問構成は
大問1…基本計算
大問2…数と式
大問3…図形(作図含む)
大問4…データの活用(度数分布表)
大問5…比例、反比例(グラフ)
大問6…1次方程式の活用

配点構成は
大問1…11点
大問2…10点
大問3…12点
大問4…6点
大問5…8点
大問6…3点

そして、対策のコツが分野ごとに4つ挙げられます。
①【数と式】大問6より、大問2を優先する
②【図形】図形の面積、体積の求め方を復習する
③【関数】グラフから座標や式を求められるようにしておく
④【データの活用】度数分布表の読み方を思い出す

①【数と式】大問6より、大問2を優先する

最終問題の1次方程式の活用が大きく目を引くところですが、
解答時間がかかる割には3点分しかありません。
それよりも比重が大きいのが、大問2です。
素因数分解、正負の数、式の値などに関する問題が5問、計10点分です。
それぞれは難しくありませんが、解き方を忘れている可能性は高いことに注意が必要です。

②【図形】図形の面積、体積の求め方を復習する

平面図形や空間図形の面積、体積の公式を復習するようにしましょう。
また、位置関係(平行、垂直、ねじれの位置)についての理解をもう一度おさらいしましょう。
大問3(5)は、周囲と比べて難しい傾向がありますので、
考えすぎると5分、10分を棒に振る可能性が高いです。
大問3(5)はわからない場合、素直に飛ばして別の問題に時間をかけた方が、
全体的な点数アップにつながります。

③【関数】グラフから座標や式を求められるようにしておく

関数において最も重要なことは「1次関数は範囲外である」ということです。
グラフの中に1次関数のような線はありますが、そこの値や計算が必要になることはありません。
比例、反比例が重なったグラフから、座標や式を読み取る練習をしておきましょう。

④【データの活用】度数分布表の読み方を思い出す

大問4のデータの活用では、度数分布表が与えられている状態で各問題に答えます。
例えば、最頻値を求めなさい、相対度数を求めなさい、などです。
1年生の3学期に学習して以来一度も登場しない単元なので、
1年生の時の教科書や数学演習などから復習する必要があります。


以上を踏まえて、何を勉強すべきか、逆に何をすべきでないのか、を考えることが重要です。

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