「中2になってから勉強しなくなった」「成績が下がってきたけれど、もう手遅れなのでは」と心配している保護者の方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、中2から勉強を始めても、高校受験には十分に間に合います。ただし、中2は「中だるみ」が起こりやすく、ここで対策を始めるかどうかで中3になってからの苦労が大きく変わる学年でもあります。
本記事では、中2からでも手遅れではない理由と、中だるみの原因、成績が下がった中2が巻き返すための勉強法と勉強時間の目安を解説します。香川県の高校入試を日々研究している受験専門塾・岡川塾が、香川県の入試の仕組みをふまえてお伝えします。
この記事を読めば、お子さんが今日から何をすればよいかがはっきりわかります。
中2から勉強しても手遅れではない3つの理由
「中2で成績が下がったらもう取り返せない」と思われがちですが、そんなことはありません。手遅れではない理由は次の3つです。
理由①高校受験までまだ1年以上ある
中2の秋の時点で、高校入試まではまだ1年半近くあります。中1・中2の内容をもう一度固め直す時間は十分にあり、中2のうちに動き出せば、中3では受験対策に集中できます。
理由②香川県の内申点は中3の比重が大きい
香川県の公立高校入試(一般選抜)では、学力検査の点数に加えて、中1から中3までの成績(内申点)が合否に関わります。一般的に、内申点は中1・中2がそれぞれ45点、中3が130点の合計220点満点とされており、中3の成績の比重がもっとも大きい仕組みです。
つまり、中2の成績も入試に関わるものの、ここからの頑張りでいくらでも挽回できるということです。中2の2学期・3学期の成績を少しでも上げておくことは、内申点の面でも中3への助走の面でも大きな意味があります。
理由③診断テストが本格化するのは中3から
香川県の中学生は、学習の診断(診断テスト)を受けて志望校を決めていきます。中1・中2で受けるのは年度末の1回で、毎回の診断テストが志望校選びに直結するのは中3になってからです。中2のうちに基礎を固めておけば、中3の診断テストで点数がとりやすくなります。
それでも中2の今が「巻き返しの分かれ道」になる理由
手遅れではないとはいえ、中2を何となく過ごしてしまうのはおすすめできません。その理由は、中2の学習内容が高校入試で大きな割合を占めるからです。
中2では、数学の一次関数や図形の証明、英語の不定詞・動名詞・比較など、入試でよく出題される重要単元を学習します。ここでつまずいたまま中3になると、中3の新しい単元と中2の復習を同時にこなす必要があり、負担が一気に大きくなります。
「まだ中2だから大丈夫」ではなく、「中2の今なら、まだ余裕を持って取り戻せる」と考えて、早めに動き出すことが大切です。
中2で勉強しなくなる・成績が下がる原因
中2は「中だるみ」の学年といわれます。成績が下がる原因として、次のようなものがあげられます。
- 学校生活に慣れて緊張感がなくなる:中1のときの「最初のテストを頑張ろう」という気持ちが薄れやすい
- 部活動が忙しくなる:中心学年になり、練習や大会で勉強時間が減る
- 学習内容が難しくなる:数学の一次関数・証明、英語の文法など、つまずきやすい単元が増える
- 受験がまだ先に感じる:高校受験を意識しにくく、勉強する目的が見えにくい
- スマホ・ゲームの時間が増える:生活リズムが乱れ、家庭学習の時間がとれなくなる
中2の成績低下は、お子さんの「やる気がない」だけで起こるわけではありません。環境や学習内容の変化が重なって起こる、多くの中2が通る道だと理解しておくと、親子で冷静に対策を考えやすくなります。
中2から巻き返すための勉強法5ステップ
成績が下がった中2が巻き返すためには、次の5ステップで取り組みましょう。
ステップ1:現状の点数と順位を把握する
まずは、直近の定期テストの点数・順位と、通知表の評定を確認します。どの教科が足を引っ張っているのかを把握することが、巻き返しのスタートラインです。
ステップ2:英語と数学は中1の内容までさかのぼる
英語と数学は積み上げ型の教科です。中2の内容がわからない原因は、中1の内容にあることも少なくありません。英語は中1の文法(be動詞・一般動詞・三人称単数)、数学は方程式や比例・反比例など、つまずいたところまでさかのぼって復習しましょう。
ステップ3:英単語と計算を毎日の習慣にする
英単語の暗記と計算練習は、毎日10〜15分でもよいので続けることが大切です。短い時間でも毎日続けることで、英語の長文や数学の文章題に取り組むための土台ができます。
ステップ4:定期テストは2〜3週間前から準備する
中2の内申点を上げるには、定期テストの点数を上げることが一番の近道です。学校のワークを2回以上繰り返し、間違えた問題を解き直してからテストに臨みましょう。
ステップ5:冬休み・春休みを「中1・中2の総復習」に使う
長期休みは、まとまった時間で苦手単元を復習できるチャンスです。特に中2の冬休みは、2学期のつまずきを解消し、中3に向けた準備を始める絶好のタイミングです。
中2の勉強時間の目安
中2の家庭学習の時間は、次を目安にしましょう。
| 時期 | 平日 | 休日 |
|---|---|---|
| 普段 | 1〜1.5時間 | 2〜3時間 |
| 定期テスト2〜3週間前 | 2〜3時間 | 4〜5時間 |
| 冬休み・春休み | — | 4〜6時間 |
いきなり長時間の勉強を目指すと続きません。まずは「毎日決まった時間に30分」から始めて、少しずつ時間を延ばしていくのがおすすめです。勉強時間の長さよりも、毎日続けることを優先しましょう。
中2の子どもへの保護者の関わり方
中2は思春期の真っただ中で、保護者の言葉に反発しやすい時期でもあります。次のような関わり方を意識してみてください。
- 「勉強しなさい」より「いつやる?」:命令ではなく、勉強する時間を本人に決めさせると、主体的に動きやすくなります
- 小さな変化をほめる:点数が少し上がった、毎日机に向かえたなど、小さな前進を認めましょう
- 高校の話をしてみる:オープンスクールや高校の情報に触れると、受験を自分ごととして考えるきっかけになります
- 家庭だけで抱え込まない:親子だけでは衝突してしまう場合は、塾など第三者の力を借りるのも一つの方法です
中2からの巻き返しは岡川塾にお任せください
「中2になって成績が下がってきた」「中3になる前に何とかしたい」とお考えなら、香川県高松市の受験専門塾・岡川塾にご相談ください。
岡川塾の中学1・2年生の講座は、定期試験と診断テスト対策に特化しています。中1・中2の定期試験で順位や点数を上げることが、中3での第一志望校合格につながると考えているからです。
| 項目 | 岡川塾の取り組み |
|---|---|
| 定期対策講座 | テスト期間に入る前にテスト範囲の学習を終え、学校の授業を「復習の場」にする |
| 授業内テスト | 授業の最初に前回の範囲をテストし、定着していなければ同じ範囲を繰り返す |
| 暗記講座 | 英単語・計算・リスニングを試験形式で確認し、暗記漏れやケアレスミスを防ぐ |
| 英単語道場 | 高校入試頻出英単語の定着を毎週テストで確認する |
講座の詳細は中学1・2年生の講座ページをご覧ください。
岡川塾では、無料体験授業を行っています。体験当日は、保護者面談(約30分)でお子さんの成績やお悩みをお伺いしたうえで、お子さんに体験授業(50分)を受けていただきます。無理な勧誘は一切ありませんので、まずはお気軽にお申し込みください。
中2の勉強に関するよくある質問
中2の冬からでも間に合う?
間に合います。中2の冬休みに中1・中2の苦手単元を復習しておけば、中3のスタートを有利に切れます。むしろ、中2の冬は巻き返しを始めるのにちょうどよい時期です。
中2で勉強しない子にはどう声をかければいい?
「勉強しなさい」と繰り返すより、「何時から始める?」と本人に決めさせるほうが効果的です。高校の情報に触れる機会をつくり、勉強する目的を一緒に考えるのもおすすめです。
中2の成績は高校受験にどのくらい影響する?
香川県の公立高校入試では、中1・中2の成績も内申点として扱われます。ただし、中3の成績の比重が大きいため、中2で成績が下がっていても中3で十分に挽回できます。
中3になってから塾に行くのでは遅い?
中3からでも遅くはありませんが、中2のうちに基礎を固めておくと、中3では診断テストや入試対策に集中できます。中3からの巻き返しについては「中3から勉強しても手遅れ?巻き返しできるか判断する方法と対策」で詳しく解説しています。中3の受験勉強の始め方は「中3の受験勉強はいつから始める?」もあわせてご覧ください。
中2は手遅れではなく「今がチャンス」
この記事では、中2から勉強しても手遅れではない理由と、巻き返しのための勉強法・勉強時間の目安を解説しました。最後にポイントを振り返ります。
- 中2からでも高校受験には十分に間に合う
- 香川県の内申点は中3の比重が大きく、診断テストが本格化するのも中3から
- ただし中2の学習内容は入試の重要単元が多く、今のうちに固めておくことが大切
- 英語・数学は中1までさかのぼり、英単語と計算を毎日の習慣にする
- 中2の冬休みは、中1・中2の総復習を始める絶好のタイミング
中2の今動き出せば、中3では余裕を持って受験対策に取り組めます。「もう手遅れかも」と不安に感じたら、まずは岡川塾の無料体験授業で、お子さんの現状を一緒に確認してみてください。

