「診断テストでは点が取れているのに、香川高専の過去問だと思うように得点できない」と戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
香川高専の入試は、全国の国立高専で共通の問題が出題され、解答は全問マークシート方式です。公立入試とは出題形式が異なるため、過去問演習では復習込みで10年分に取り組むのがおすすめです。
本記事では、香川高専と公立入試の違いから、教科別の対策ポイント、過去問を得点力に変える具体的なステップ、対策を始める時期まで詳しく解説します。中学入試・高校入試を日々研究・分析している受験専門塾の岡川塾が、香川県のご家庭に向けた高専過去問講座もあわせてご紹介します。
この記事を読めば、お子さんに合った過去問対策を選んで、香川高専合格に向けて今すべきことが明確になるはずです。

香川高専の入試が香川県の公立入試と違う3つの点

| 比較項目 | 香川高専の学力選抜 | 香川県公立高校の一般選抜 |
|---|---|---|
| 出題元 | 国立高等専門学校機構の共通問題 | 香川県教育委員会の問題 |
| 解答形式 | 5教科ともマークシート方式 | 記述式・選択式など |
| 部分点の有無 | 途中式や考え方に対する加点はない | 記述答案は設問ごとの採点基準による |
| 出題範囲 | 中学校の学習内容が基本。初見の条件を読み解く応用問題も出題 | 中学校の学習内容。記述・資料活用・思考を問う問題も出題 |
| 試験日 | 令和8年度は2026年2月8日 | 令和8年度は2026年3月10日に学力検査、翌日に適性検査・面接 |
香川高等専門学校(香川高専)は、公立高校とは別の問題で選抜します。県内模試でA判定でも、過去問で同じように得点できるとは限りません。診断テストの点数だけでは見えにくい違いを確認しましょう。
違い①|出題される問題が全国の国立高専で共通
香川高専の学力選抜では、全国51校の国立高専で使われる共通問題を解きます。香川県の公立高校向けに作られた問題ではありません。
そのため、公立入試の頻出単元や時間配分を、そのまま当てはめるのは避けましょう。県内模試の判定も、受験者層や問題構成が違えば意味が変わります。診断テストは基礎力の確認に役立ちますが、高専形式への対応力は別に確かめる必要があります。
まずは共通問題を1年分解き、教科ごとの得点と解き残しを記録してください。現在の学力に加え、高専向けに補うべき対策が見えてきます。
違い②|解答形式が全問マークシート
香川高専の学力検査は、5教科ともマークシート方式です。問題用紙に正しい途中式を書いても、それ自体は得点になりません。記述式の試験とは違い、解答欄に正しく答えを残す必要があります。
気をつけたいのは、知識不足以外の失点です。例えば、1問飛ばした後に解答番号を取り違えると、正解した問題まで誤答になります。終了直前にまとめて塗ろうとして、間に合わない場合もあるでしょう。
過去問演習では、公式の解答用紙も印刷してください。番号の確認とマークにかかる時間を含めて練習すると、本番のミスを減らせます。
違い③|中学校の知識を初見の条件に応用する力が問われる
高専入試では、中学校で習った知識を、見慣れない条件に当てはめる力が必要です。「高校内容の先取りが必須」という意味ではありません。
令和8年度の理科では、日の入りの時刻を示した地図の読み取りが出題されました。公式の出題意図は、中学校で扱わない形式でも、説明を読めば解けるとしています。
参照:令和8年度入学者選抜学力検査 本試験問題作成の方針と出題のねらい【理科】
用語や公式を覚えるだけでなく、問題文から条件を抜き出す練習が大切です。図表の意味を整理し、使える知識と結びつけましょう。公立入試の標準問題を固めたうえで、高専の過去問を使って応用する経験を増やすことが対策になります。
教科別に見る香川高専入試の難しさ|傾斜配点がないから5教科すべてが勝負

令和8年度募集要項では、学力検査は5教科各100点、合計500点です。数学・理科だけを重くする傾斜配点はありません。他校向けの戦略をそのまま使わず、5教科の失点を見直しましょう。
数学|誘導形式の問題は序盤の誤りが後続に響く
高専入試の数学では、前の設問で求めた結果を使う問題に注意しましょう。序盤の計算ミスが、その後の失点につながるためです。
令和8年度の関数では、前の設問の結果から放物線の式を求める構成が見られました。図形でも、先に求めた面積や体積との関係を使う設問があります。
ただし、1問間違えると大問全体が自動的に不正解になるわけではありません。行き詰まったら、別の小問を独立して解けないか確認してください。
途中式への加点はなくても、式を整理して残す習慣は検算に役立ちます。正確さと立て直し方を一緒に練習しましょう。
理科|知識に加えて図表の読み取りと処理速度が必要
理科は、用語を覚えたうえで、実験結果を素早く整理する練習が必要です。知識があっても、図表の読み取りや計算に時間をかけすぎると解き残します。
令和8年度の出題意図では、実験結果から別の条件での結果を推定する力も問われています。電流やイオンなどの基本理解に加え、条件の変化を追う力が求められる構成です。
参照:令和8年度入学者選抜学力検査 本試験問題作成の方針と出題のねらい【理科】
演習では、表の数値、グラフの軸、求める単位に印を付けましょう。計算前に必要な情報を選べると、やり直しを減らせます。
知識不足と時間不足を分けて記録すると、暗記と実戦演習のどちらを増やすべきか判断できます。
英語|複数の英文を時間内に読み解く練習が必要
英語は、英文を読む速さと、必要な情報を正確につかむ力を一緒に鍛えましょう。1文ずつ日本語に置き換えていると、後半の読解に時間を残せないことがあります。
令和8年度には、英文と図表を照合する問題や、高専での教育を題材にした読解がありました。出題範囲は中学校の学習指導要領に基づき、必要に応じて語注も付けられています。
参照:令和8年度問題作成の方針と出題のねらい【英語(本試験)】
専門用語の暗記を増やす前に、基本単語と文法を固めてください。そのうえで段落の要点や設問の根拠を探す練習を重ねます。
過去問では大問ごとの所要時間を測り、後半まで解き切れる配分を探しましょう。
国語・社会|公立入試対策の基礎を得点につなげる
国語と社会は、公立高校向けに積み上げた基礎学習を活用しながら、高専の形式に合わせて得点を安定させましょう。ただし、公立入試との難易度差が小さいとは一律にいえません。
国語なら本文と選択肢の違いを見分ける練習、社会なら資料と知識を照合する練習が大切です。選択肢を感覚で選ばず、正解の根拠を説明できるようにしてください。
香川高専では、国語・社会の10点も数学・理科の10点も同じ重みです。難問に時間を注ぐ前に、漢字や基本用語などの取りこぼしを確認しましょう。短期間で改善できる失点を減らすことも、総得点を伸ばす方法です。
香川高専の過去問は何年分解くべきか

香川高専の過去問は、10年分を目安に取り組むことをおすすめします。「まずは3年分で十分」という意見も見られますが、3年分では出題される単元の周期が一巡せず、同じ形式の問題を繰り返し解く回数も不足しがちです。マークシートへの慣れも、演習量が少なければ十分に身につきません。
なお、国立高専機構の公式サイトで入手できるのは、直近3年分の問題です。市販の過去問題集は5〜6年分収録が主流で、数学のみ10年分を収録した教材もあります。
ただし、5教科がそろった10年分の問題集は、市販されていません。岡川塾の「高専過去問講座」では、5教科・10数年分の過去問を演習できる環境が整っており、個人での収集が難しい年度数まで対策可能です。
過去問の入手先と、購入・利用前の確認点は次のとおりです。
| 入手先 | 確認できる内容 | 利用前の確認点 |
|---|---|---|
| 国立高等専門学校機構の公式サイト | 直近3年度の問題・正解・解答用紙 | 著作権の関係で一部非公開の箇所がある |
| 市販の全国共通過去問題集 | 5教科を収録した教材がある | 本冊とWeb掲載分の年度、教科、重複を確認する |
| 数学の10年分問題集 | 数学だけを10年分収録した商品がある | 直近10年とは限らないため収録年度を確認する |
| 岡川塾の高専過去問講座 | 5教科・過去約10年分の演習を案内 | 使用年度や進め方は講座に確認する |
過去問を得点力に変える3つのステップ

過去問で避けたいのは、解いて丸つけをしただけで終えることです。点数を確かめるだけでは、同じ間違いを繰り返しかねません。演習、原因の確認、別問題での再挑戦を1セットにしましょう。
ステップ1|本番と同じ時間帯・制限時間で解く
過去問は、定期的に複数教科を本番の順番で通して解いてください。1教科ずつなら集中できても、午後になると計算ミスが増える場合があるためです。
令和8年度は、理科、英語、数学、国語、社会の順で各50分でした。最初の理科は9時30分、最後の社会は15時40分に終了する日程です。
自宅でも昼休みや休憩を含め、可能な範囲で再現しましょう。スマートフォンを離し、マーク用紙への記入まで時間内に済ませます。
普段は教科別の復習を進め、通し演習で午後の集中力を点検する使い分けがおすすめです。点数とともに、疲れや解き残しも記録してください。
ステップ2|その日のうちに間違いの原因を潰す
採点後は、その日のうちに「なぜ間違えたか」を短く書き残しましょう。解いていたときの判断を覚えているうちなら、失点の原因を見つけやすくなります。
例えば数学の誤答でも、公式を忘れた場合と、問題の条件を読み落とした場合では対策が違います。解説を読んで分かったつもりになる前に、自分の途中式と正しい解き方を比べてください。
原因は、知識不足、解き方の未理解、時間不足、読み間違い、マークミスに分けると整理できます。その日に解決できない疑問は、質問する箇所まで決めておきましょう。翌日の勉強内容が具体的になり、復習の先延ばしを防げます。
ステップ3|同じ型の問題で再現できるか確認する
復習の仕上げは、別年度の同じ型の問題を、解説を見ずに解くことです。解答の数字や選択肢を覚えただけの正解と、自力で導ける正解を分けられます。
例えば、電流の問題を間違えたら、回路や数値が異なる問題に挑戦してください。式を選んだ理由まで説明できれば、理解が進んだと判断しやすくなります。再び間違えた場合は、対応する教科書の単元に戻りましょう。
数日後にも解き直し、時間内に正解できるか確かめると、次の課題が見えてきます。年度を順番に消化するだけでなく、弱点を補う問題を選ぶことが、過去問を得点に変えるポイントです。
瓦町校に通える方
遠方で通塾が難しい方
過去問の点数を合格ラインに照らす3つの指標

香川高専の過去問は、得点だけで合否を判定しないことが大切です。今回確認した公式資料では、学科別の合格最低点は確認できませんでした。倍率や調査書も踏まえ、自己採点を次の勉強に生かしましょう。
指標①|学科別の志願倍率
志願倍率は、希望学科の競争状況を知る指標です。香川高専には、高松キャンパスの4学科と詫間キャンパスの3学科があります。
| キャンパス | 学科 | 令和7年度の志願者数/定員・倍率 | 令和8年度の志願者数/定員・倍率 |
|---|---|---|---|
| 高松 | 機械工学科 | 50人/20人・2.50倍 | 24人/20人・1.20倍 |
| 高松 | 電気情報工学科 | 37人/20人・1.85倍 | 19人/21人・0.90倍 |
| 高松 | 機械電子工学科 | 27人/20人・1.35倍 | 24人/20人・1.20倍 |
| 高松 | 建設環境工学科 | 20人/20人・1.00倍 | 21人/20人・1.05倍 |
| 詫間 | 通信ネットワーク工学科 | 30人/20人・1.50倍 | 15人/21人・0.71倍 |
| 詫間 | 電子システム工学科 | 28人/20人・1.40倍 | 26人/26人・1.00倍 |
| 詫間 | 情報工学科 | 21人/20人・1.05倍 | 46人/20人・2.30倍 |
情報工学科は1.05倍から2.30倍に変化しています。前年の倍率が低くても、翌年の入りやすさを保証するものではありません。
また、第2志望以下からの選抜もあるため、1倍未満なら必ず合格するともいえません。倍率は準備の目安として見て、学びたい分野と得点状況を合わせて判断しましょう。
指標②|偏差値だけで必要得点率を決めない
偏差値62という数値から、過去問で必要な得点率を逆算することはできません。偏差値は同じ試験を受けた集団の中での位置を表し、入試の正答率とは別の指標だからです。
例えば、学習目標として350点を置けば得点率は70%です。ただし、これは合格最低点や安全圏を示す数字ではありません。目標の設定には、志望学科、調査書、学校や塾が持つ受験データなどが必要です。
自己採点では、同じ年度の問題を初見で解いた成績と比較しましょう。平均点を参照するときも、全国と香川高専、受験者と合格者を区別し、異なる集団の数字を混ぜないことが大切です。
指標③|内申点の扱い
過去問の点数を評価するときは、調査書の点数も合わせて確認しましょう。香川高専の学力選抜は、当日の学力検査だけで決まりません。
令和8年度は、中学2・3年の9教科の評定合計を3倍した270点満点で調査書を評価します。一方、推薦選抜は中学1〜3年の9教科を対象とする135点満点の調査書と、30点満点の面接などによる総合評価です。
対象学年と配点が異なるため、推薦と学力選抜を分けて確認してください。過去問に取り組む時期も、定期テストや提出物への対応を続けることが大切です。制度の詳細は、以下の関連記事をご覧ください。
高専対策をいつから始めるべきか

約10年分を復習まで進めるなら、10月を開始の目安にしましょう。5教科の解答だけで1年分250分、10年分で約41時間40分です。1年分に復習2時間を加える計画なら、約61時間40分になります。
- 10〜11月|第3回・第4回診断と期末テストが重なる時期
- 12〜1月|過去問演習にまとまった時間を確保する時期
- 2月以降|仕上げと本番形式の最終確認
10〜11月|第3回・第4回診断と期末テストが重なる時期
10〜11月は、高専対策と学校のテスト対策を、週単位で組み合わせましょう。過去問だけに集中すると、診断テストの復習や期末テストの準備が後回しになりがちです。
例えば、通常の週は週末に高専の過去問を解き、平日に間違えた単元を復習します。定期テスト前は学校の範囲に比重を移し、数学の計算や英単語など共通する学習を続けてください。
岡川塾の講座でも、10月3日と11月7日に診断対策、11月21日に期末対策を予定しています。学校ごとの日程も確認し、「高専か学校のテストか」の二者択一にならない計画を立てましょう。
12〜1月|過去問演習にまとまった時間を確保する時期
12〜1月は、冬休みを活用して演習と復習を進める時期です。
この時期に初めて過去問を解くと、形式への対応と苦手単元の復習を同時に進める必要があります。秋から過去問演習を開始しておくと、冬に取り組む課題を絞りやすくなります。
冬から10年分に取り組むことが、物理的に不可能とは限りません。ただし、学習時間を確保できても復習が追いつかなければ効果は薄れます。開始が遅れた場合は直近年度と弱点補強を優先し、消化する年度数を調整してください。
2月以降|仕上げと本番形式の最終確認
2月は、受験年度の試験日から逆算して、これまでの失点を減らす時期にしましょう。令和8年度の本試験は2月8日でした。「2月中旬まで時間がある」と思い込まないことが大切です。
直前は、新しい難問に次々と取り組むより、解き直しで残った問題を確認してください。マークのずれ、単位、符号など、自分が繰り返しやすいミスを短い一覧にすると見直しに使えます。
通し演習では起床から昼食までの流れも確認しましょう。公立高校を併願する場合は、高専の受験後に公立向けの記述やリスニングへ戻れるよう、教材と日程を準備しておくと安心です。
岡川塾「高専過去問講座」5つの特色

岡川塾の高専過去問講座は、過去約10年分の演習と解説を組み合わせた中3生向けの講座です。自宅での時間管理や復習に不安がある方は、次の特色と開講概要を確認してください。
- 特色①|本番と同じ時間帯・同じ制限時間で解く
- 特色②|その日のうちに解説で疑問を解消する
- 特色③|過去約10年分を解説付きで演習できる
- 特色④|本番同様のマークシート解答用紙を使う
- 特色⑤|診断テスト対策・期末テスト対策も同じ枠に含まれる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 情報の確認時点 | 2026年9月時点。日程・料金などは変更される場合があります |
| 会場 | 瓦町校。高松市塩上町1-2-30-2F。駐車場なし |
| 日時 | 下記実施日の土曜9時30分〜15時40分 |
| 対象 | 中学3年生 |
| 教科 | 国語・数学・英語・理科・社会 |
| A料金 | 診断定期講座受講者:月額19,800円(税込) |
| B料金 | 本講座のみの受講者:月額25,300円(税込) |
| 2026年の日程 | 10月3日・10日・17日・24日、11月7日・14日・21日・28日、12月5日・12日・19日 |
| 2027年の日程 | 1月9日・16日・23日、2月6日 |
| 体験授業 | 人数限定。受付状況は要問い合わせ |
| 過去問演習の初回 | 10月10日。10月3日は第3回診断対策 |
| 申込締切 | 定員に達し次第締切。10月10日からの参加を希望する場合は事前相談 |
特色①|本番と同じ時間帯・同じ制限時間で解く
講座では、本番の時間帯と制限時間を意識して過去問に取り組めます。家庭での演習は、途中で休憩を延ばしたり、制限時間を過ぎても解き続けたりしやすいものです。
決められた時間で答案を仕上げる機会があれば、普段は気づきにくい課題を確認できます。例えば、数学に時間を使いすぎる癖や、午後に集中が切れる傾向です。分かる問題を確実に取り、難しい問題に固執しない判断も練習できます。
点数だけでなく、どこで時間を失ったかを確認することが大切です。通し演習の具体的な進行は体験時に確かめ、お子さんが集中して取り組める環境かを見てみましょう。
特色②|その日のうちに解説で疑問を解消する
演習後にその日のうちに解説を受けられる点は、講座の特色です。市販されている過去問の解説は過程が省略されていることも多いため、自宅では解説を読んでも理解できず、間違えた問題を残してしまうことがあります。
講師に確認できる環境では、正解までの手順だけでなく、自分がどこで判断を誤ったかを整理しやすくなります。「この式を使う理由が分からない」など、疑問を具体的にして質問することが大切です。
受講後は、説明できるようになった問題と、まだ自力では解けない問題を分けてください。家庭での解き直しにつなげれば、解説を聞いて終わるのを防げます。説明の分かりやすさや質問のしやすさも、体験で確かめましょう。
特色③|過去約10年分を解説付きで演習できる
岡川塾は、過去約10年分の高専入試を演習する方針を案内しています。年度の異なる問題を使い、解き方と時間配分を繰り返し確認できる構成です。
市販教材や公式公開分を自分で集める場合は、収録年度や教科の重複を調べる必要があります。講座を選ぶ際は、教材の量に加え、どの年度をどの順番で扱うかを確認するとよいでしょう。
大切なのは、「10年分に触れた」という実績だけを残さないことです。説明を受けた問題を自力で解き直し、別年度でも正解できる状態を目指します。教材の準備と学習の進め方を合わせて相談したい家庭にとって、検討しやすい選択肢です。
特色④|本番同様のマークシート解答用紙を使う
講座では、本番同様のマークシート用紙で解答する練習ができます。答えが分かっていても、番号のずれや塗り残しがあれば、その力を得点に変えられません。
日頃から用紙を使うと、問題を飛ばした際の記入方法や、解答を変更する手順を試せます。塗る時間を含めて演習することで、問題を解く時間と確認する時間の配分も考えやすくなるでしょう。
保護者の方は、体験後に点数だけを尋ねるのではなく、「番号の確認はできたか」も聞いてみてください。毎回同じ手順で確認する習慣ができれば、本番で慌てたときにも落ち着いて答案を見直しやすくなります。
特色⑤|診断テスト対策・期末テスト対策も同じ枠に含まれる
高専対策と学校のテスト対策を、同じ講座の日程で進められる点も特色です。予定表には、10月3日の第3回診断対策、11月7日の第4回診断対策、11月21日の期末テスト対策が含まれています。
高専を目指していても、学校の成績や公立高校との併願を無視することはできません。テストの時期に合わせて学習内容を切り替える設計なら、家庭で予定を組む際にも見通しを立てやすくなります。
本講座のみの場合は月額25,300円です。費用を検討するときは、過去問の演習量だけでなく、診断・期末対策を含む内容と照らし合わせましょう。お子さんに必要な支援が含まれるかの確認が大切です。
過去問演習は10月10日からです。初回からの参加を希望する方は、人数限定の体験授業について早めにお問い合わせください。
岡川塾から香川高専に合格した塾生の声

岡川塾が公開する合格体験記から、香川高専に進学した2人の取り組みを紹介します。
さぬき南中学校 K・Yさん|香川高専合格

K・Yさんは、夏休みから岡川塾に通い始めました。当初は理科と社会の暗記が苦手でしたが、暗記講座に取り組み、診断テストの点数が入塾前より約20点上がったと述べています。
プリントを解き、分からない箇所を先生に教えてもらう進め方が、自分に合っていたそうです。周囲が集中して勉強している環境も、学習のしやすさにつながりました。
また、面接練習では先生が相手を務め、本番で受け答えする準備も進めています。苦手科目の復習と、必要な受験準備を一つずつ重ねた取り組みが伝わる体験記です。
高松北中学校 A・Mさん|電気情報工学科合格

2024年の合格体験記に登場するA・Mさんは、小学6年の中学受験時から岡川塾に通っていました。学習を続ける中で、定期テストの学年順位を1桁に保てるようになったと振り返っています。
高松北高校への内部進学も考えていましたが、先生の後押しを受け、外部受験を決めました。高専対策では、難しく感じた数学・理科・英語について、繰り返し説明を受けたそうです。
成績が伸び悩む時期にも励ましを受け、個別の自習スペースで学習を継続しました。分からない問題を質問できる環境と、勉強を続ける支えがあったことを伝えています。
香川高専の過去問・入試対策に関するよくある質問

過去問を始める際は、年度数だけでなく、配点や推薦との両立も確認しておきましょう。通塾が難しい場合や、途中参加を考えている場合の確認点もまとめています。
- Q. 過去問は何年分解けばいいですか?
- Q. 香川高専の入試に傾斜配点はありますか?
- Q. 独学でも合格できますか?
- Q. 推薦を狙っていますが過去問は必要ですか?
- Q. 遠方で瓦町校に通えません。対策方法はありますか?
- Q. 途中からの参加はできますか?
Q. 過去問は何年分解けばいいですか?
香川高専の過去問は10年分を目安に取り組むのが理想です。3年分では単元の出題周期が一巡せず、反復演習やマークシート形式への慣れも不足しがちだからです。
ただし、公式サイトで入手できるのは直近3年分のみで、市販教材も5〜6年分収録が主流のため、5教科そろった10年分の問題集は市販されていません。
岡川塾の「高専過去問講座」なら、個人では集めにくい5教科・10数年分の過去問に取り組めます。
Q. 香川高専の入試に傾斜配点はありますか?
令和8年度の学力選抜は、5教科各100点で傾斜配点がありません。
数学・理科を重くする他校の戦略を、そのまま使わないようにしましょう。調査書は別に評価されるため、受験年度の募集要項で確認してください。
Q. 独学でも合格できますか?
独学での対策も可能です。
国立高専機構の公式サイトから直近3年分、市販の過去問題集から5〜6年分程度までは、家庭でも比較的そろえやすいでしょう。
壁になりやすいのは、その先の年度の入手と、間違えた問題をその日のうちに解決できるかという点です。解説を読んでも理解できない問題が残ると、同じ間違いを繰り返しかねません。
独学を選ぶ場合は、学校の先生など質問できる相手を確保し、疑問を持ち越さない仕組みを作っておくことが大切です。
Q. 推薦を狙っていますが過去問は必要ですか?
推薦を第一志望としていても、過去問対策は必要です。
推薦で不合格だった場合、その後の学力選抜に切り替えて受験することになるためです。
学力選抜では、令和8年度の情報工学科のように、志願倍率が2.30倍まで上がった学科もあります。推薦の結果を待ってから学力選抜の対策を始めると、準備期間が足りなくなりかねません。
推薦入試の準備と並行して過去問演習を進め、どちらの結果になっても対応できる状態にしておきましょう。
Q. 遠方で瓦町校に通えません。対策方法はありますか?
瓦町校への通塾が難しい場合は、岡川塾がBASEで販売しているオリジナル過去問題集をご検討ください。
自宅にいながら、教科ごとの過去問演習に取り組める教材です。対象教科や収録年度は商品によって異なるため、購入前に内容を確認しておくと安心です。
通塾を伴う講座とは提供内容が異なる点にも注意してください。県外にお住まいの方や、送迎の負担を減らしたい方にとって、選択肢の一つになります。
※香川高専のオリジナル過去問題集は準備中です
Q. 途中からの参加はできますか?
体験授業は人数限定で実施されており、時期によっては満席になる場合もあります。
特に、過去問演習が始まる10月以降からの参加を希望する方は、早めに相談しておくと安心です。空き状況とあわせて、参加可能な時期を確認してください。
まとめ|香川高専合格は「10年分を解き切った自信」で決まる

香川高専の入試は、全国共通問題・全問マークシートという特徴があります。令和8年度の学力選抜には傾斜配点がなく、5教科をバランスよく対策することが大切です。公立高校向けの勉強に加え、高専特有の問題形式や時間配分にも慣れておきましょう。
過去問は直近3年分から始め、復習できる範囲で5年分、10年分へ広げてください。大切なのは、解いた年度数だけで満足しないことです。本番と同じ条件で解き、その日のうちに間違いの原因を確認しましょう。別年度の同じ型の問題でも正解できれば、本番に向けた自信につながります。
家庭での時間管理や復習に不安がある方は、岡川塾の「高専過去問講座」をご検討ください。過去約10年分の演習と当日解説に加え、マークシートを使った実戦練習に取り組めます。診断テスト・期末テスト対策も日程に含まれるため、学校の勉強との両立も図れます。体験授業は人数限定です。お子さんに合う学習環境か、まずは体験で確かめてみてください。

岡川塾では、香川県の受験生を「本気で応援する」YouTubeチャンネルを運営しております。診断テストの速報や合格者対談の動画もアップしておりますので、ぜひ香川県の受験を攻略したい方はぜひご覧ください。


